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プーチンの10年戦争

出版社名 東京堂出版
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-490-21082-8
4-490-21082-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 459P 19cm

商品内容

要旨

日本では詳しく報じられたことがない20年にわたるプーチンの論文や演説の分析から戦争の背景・ロシアのねらいを徹底分析。危機の時代の必読書!1999‐2023年のプーチン大統領の主要論文・演説、2022年のゼレンスキー大統領の英・米・日本国会向けの演説完全収録!

目次

1章 蔑ろにされたプーチンからのシグナル(戦争は絶対に許されない
GHQによる日本統治の背景に、徹底的な日本分析あり ほか)
2章 プーチンは何を語ってきたか―七本の論文・演説を読み解く(「千年紀の狭間におけるロシア」(一九九九年一二月三〇日)
「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」(二〇二一年七月一二日) ほか)
3章 歴史から見るウクライナの深層(ウクライナの意味は「田舎」
ウクライナの東西では、文化も言語も宗教も違う ほか)
4章 クリミア半島から見える両国の相克(ロシアによる併合を住民はどう受け止めたか
クリミア戦争の舞台として ほか)
終章 戦争の行方と日本の取るべき道(「ブチャの虐殺」は最初で最大のターニングポイントだった
西側連合は「一〇年戦争」に耐えられるか ほか)

著者紹介

池上 彰 (イケガミ アキラ)  
1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。1973年NHKに入局。1994年から11年間にわたって番組『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。わかりやすい解説が人気を博し、子どもから大人まで幅広い年齢層に支持される。2005年にNHKを退社、作家、フリージャーナリストとして活躍。名城大学教授、東京工業大学特命教授、立教大学客員教授、東京大学客員教授などを務める
佐藤 優 (サトウ マサル)  
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍する。2002年5月に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴される。2009年6月有罪確定(懲役2年6ヵ月、執行猶予4年)。2013年6月に執行猶予期間を満了、刑の言い渡しが効力を失う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)