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村上春樹と私 日本の文学と文化に心を奪われた理由

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-492-06202-9
4-492-06202-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 228P 20cm

商品内容

要旨

『1Q84』『ノルウェイの森』をはじめ、夏目漱石『三四郎』や芥川龍之介『羅生門』など数多くの日本文学を翻訳し、その魅力を紹介した世界的翻訳家が綴る、春樹さんのこと、愛する日本のこと。

目次

第1部 ハルキと私と作品と(村上春樹さんからの電話が私の人生を変えた
村上さんを撮らず、自分の脚を撮ってしまった
世界が愛する村上春樹―国境や宗教を超えて
日本文学を世界に紹介する村上春樹
村上さんと死ななかった日 ほか)
第2部 日本と私と翻訳と(後期高齢者なのか
三島由紀夫の首と息子の音楽
芥川龍之介と世界文学
能とオペラの珍しい組み合わせ
誤訳から生まれた『風俗壊乱』 ほか)

おすすめコメント

「私は完全に村上作品に魅了されたのだ。専門的な学者としてよりも一個人として、ただのファンとして、村上作品に夢中になった」――日本の近代文学の研究者であり、ハーバード大学教授であったジェイ・ルービン氏。ひょんなことから、当時話題になっていた村上春樹作品『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を読んで、度肝を抜かれたという。それ以来、村上作品のファンとなり、村上作品を世界に紹介する翻訳者となっていく。本書は、『1Q84』『ねじまき鳥クロニクル』をはじめとする村上春樹作品、夏目漱石『三四郎』、芥川龍之介『羅生門』など数多くの日本文学を翻訳し、その魅力を世界に紹介したジェイ・ルービン氏が、村上春樹さんとの出会いと交流、日本文学の翻訳の難しさ、そして愛する日本のことを綴る好著である。

著者紹介

ルービン,ジェイ (ルービン,ジェイ)   Rubin,Jay
1941年ワシントンD.C.生まれ。ハーバード大学名誉教授、翻訳家。芥川龍之介、夏目漱石などの日本を代表する作品の翻訳多数。特に『1Q84』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』をはじめとする村上春樹作品の翻訳家として世界的に知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)