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指定管理者制度問題解決ハンドブック

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-492-21239-4
4-492-21239-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

指定管理者制度を活用する上で、地方公共団体と民間企業等の間の信頼関係の構築は欠かせない。本書は、地公体の権限、両者の業務の切り分け、指定管理料と利用料金制、事業環境の変化や災害といったリスク対応などに関する、現状の問題点と制度の考え方を解説。各地公体が今後、ガバナンスとコンプライアンスの視点も踏まえつつ、制度をよりよく活用していくためのガイドとなっている。

目次

序章 実践面にみられる問題と対処の方向性
第1章 指定管理者制度のジレンマ
第2章 指定管理者制度の行財政的ガバナンス問題
第3章 指定管理者制度の法的検討
第4章 指定管理者選定審査とプロセスの課題
第5章 内部統制と指定管理者制度

おすすめコメント

指定管理者制度をよりよく活用するため、ガバナンス、運営方法、リスク分担など官民ともに留意すべき実務上のポイントを解説。

著者紹介

宮脇 淳 (ミヤワキ アツシ)  
北海道大学法学研究科・公共政策大学院教授。1956年東京都生まれ。日本大学法学部卒業、株式会社日本総合研究所等を経て、98年北海道大学教授、2005年同大学公共政策大学院院長。07年内閣府本府参与・地方分権改革推進委員会事務局長、国土審議会委員、中央教育審議会専門部会委員、中野区、船橋市、鎌ケ谷市他自治体審議会委員等多数
井口 寛司 (イグチ ヒロシ)  
弁護士・弁護士法人神戸シティ法律事務所代表社員弁護士。1962年和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業、89年弁護士登録。自治体関係では2005年神戸市教育委員会指定管理者候補者選定委員、最判平成23.1.20保育所民営化訴訟代理人
若生 幸也 (ワカオ タツヤ)  
株式会社富士通総研コンサルティング本部行政経営グループマネジングコンサルタント。1983年岐阜県生まれ。金沢大学法学部卒業、東北大学公共政策大学院修了。2008年株式会社富士通総研に入社、総合計画策定・行政評価導入・見直し支援・事務事業改革支援等の自治体経営改革支援や国・地方自治体の地域政策・政策評価制度・規制改革等の受託調査に取り組む。11~13年北海道大学公共政策大学院に専任講師として出向。13年4月復職。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、北海道大学公共政策大学院研究員、富山県富山市まちづくりアドバイザー、岐阜県関市まちづくり市民会議政策アドバイザー等を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)