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幼児教育の経済学

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-492-31463-0
4-492-31463-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 127P 20cm

商品内容

要旨

なぜ幼少期に積極的に教育すべきなのか?幼少期に適切な働きかけがないと、どうなるのか?早い時期からの教育で、人生がどう変わるのか?子供の人生を豊かにし、効率性と公平性を同時に達成できる教育を、経済学の世界的権威が徹底的に議論する。

目次

1 子供たちに公平なチャンスを与える(両極化
認知力を超えるもの
幼少期の重要性 ほか)
2 各分野の専門家によるコメント(職業訓練プログラムも成果を発揮する―カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教育・情報学部教授 マイク・ローズ
幼少期の教育は母親の人生も改善する―ジョージタウン大学法律センター法学および哲学教授 ロビン・ウェスト
幼少期の教育的介入に否定的な報告もある―アメリカンエンタープライズ研究所W・H・ブレイディ研究員 チャールズ・マレー ほか)
3 ライフサイクルを支援する

おすすめコメント

やる気・忍耐力・協調性――幼少期に身につけた力が、人生を変える! なぜ幼少期に積極的に教育すべきなのか? 幼少期に適切な働きかけがないと、どうなるのか? 早い時期からの教育で、人生がどう変わるのか? ノーベル賞学者が40年にわたって追跡調査 脳科学との融合でたどりついた衝撃の真実! ●5歳までの教育は、学力だけでなく健康にも影響する ●6歳時点の親の所得で学力に差がついている ●ふれあいが足りないと子の脳は萎縮する 子供の人生を豊かにし、効率性と公平性を同時に達成できる教育を、経済学の世界的権威が徹底的に議論する。「就学前教育の効果が非常に高いことを実証的に明らかにしている。子供の貧困が問題となっている日本でも必読の一冊」解説 大竹文雄

著者紹介

ヘックマン,ジェームズ・J. (ヘックマン,ジェームズJ.)   Heckman,James J.
シカゴ大学ヘンリー・シュルツ特別待遇経済学教授。1965年コロラド大学卒業、1971年プリンストン大学でPh.D.(経済学)取得。1973年よりシカゴ大学にて教鞭を執る。1983年ジョン・ベイツ・クラーク賞受賞。2000年ノーベル経済学賞受賞。専門は労働経済学
大竹 文雄 (オオタケ フミオ)  
大阪大学理事・副学長、大阪大学特別教授、大阪大学社会経済研究所教授。1961年京都府生まれ。1983年京都大学経済学部卒業、1985年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。1985年大阪大学経済学部助手などを経て、2001年より同社会経済研究所教授。2013年より理事・副学長。博士(経済学)。専門は労働経済学、行動経済学。2005年日経・経済図書文化賞、2005年サントリー学芸賞、2006年毎日新聞社・エコノミスト賞(『日本の不平等』日本経済新聞社、2005年)受賞。2006年日本経済学会・石川賞、2008年日本学士院賞受賞
古草 秀子 (フルクサ ヒデコ)  
翻訳家。青山学院大学文学部英米文学科卒業。ロンドン大学アジア・アフリカ研究院を経て、ロンドン大学経済学院大学院で国際政治学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)