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会社の哲学 会社を変えるために

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-492-50251-8
4-492-50251-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 255P 20cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

福島原発事故を起こしたのは東京電力であるが、何ら罰せられない。日本の刑法では、法人には犯罪能力はなく、罰することができないとされているからである。巨大な力を持って個人の上にのしかかり、大気汚染や公害、地球温暖化を作り出し、人類の存続そのものを脅かしているにもかかわらず責任をとらない会社=法人とは一体何か? 著者は、この問題を問い直して解決しなければ、やがて文明は崩壊するかもしれないと述べ、また、いま「企業改革」という難題が突きつけられているのだが、その解決のめどはたっていないともいう。本書は、半世紀にわたって会社とは何かを研究し、『パナソニックは終わるのか』『東電解体』(いずれも東洋経済新報社)などを上梓してきた著者が、「会社は変わらなければならない」という主張に基づき、巨大株式会社の存在を批判するとともに、会社を「人間が仕事をする場所」に変えていくための方向を示唆する。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2013年9月18日])

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商品内容

要旨

半世紀にわたって会社とは何かを考え続けた著者渾身の会社論。

目次

プロローグ 「会社の哲学」を求めて
第1章 「会社はヒトではない」
第2章 会社を考える哲学
第3章 法人とは何か?
第4章 責任を問われる株式会社
第5章 会社全体主義―「会社人間」
第6章 会社を代表する者―経営者
第7章 巨大株式会社の時代は終わる
第8章 国家と会社
第9章 会社を変える哲学
エピローグ 会社をどう変えるのか

出版社
商品紹介

奥村法人資本主義論の集大成・完結版。半世紀にわたって会社とは何かを考え続けた著者最後の会社論。

著者紹介

奥村 宏 (オクムラ ヒロシ)  
1930年生まれ。新聞記者、研究所員、大学教授を経て、現在は会社学研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)