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「超スマート社会」への挑戦 日本の光・量子テクノロジー開発最前線

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-492-96219-0
4-492-96219-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 265P 19cm

商品内容

要旨

「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」は、科学技術イノベーションを実現するために2014年に創設された国家プロジェクト。社会的に不可欠で、日本の経済・産業競争力にとって重要な課題を選定し、産学官連携の下、基礎研究から実用化・事業化までの道筋を明確にして研究開発を推進する。本書では、2018年からスタートしたSIP第2期12課題の1つ「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」をわかりやすく解説する。

目次

第1章 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の概要(日本の国家プロジェクト「SIP」とは
SIPの狙い―新しい枠組みへの挑戦 ほか)
第2章 SIP「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」の概要(デジタルの力を駆使して人間中心の社会を実現する「Society5.0」
Society5.0での実現を目指す新たな価値の事例 ほか)
第3章 研究開発拠点の研究成果と社会実装(インタビュー1 東京大学―レーザー加工CPS開発でパラダイムシフトを実現する
インタビュー2 浜松ホトニクス・宇都宮大学―レーザー加工を革新するデジタル光制御の開発 ほか)
第4章 光・量子技術を社会に還元するCPSプラットフォーム(異なる世界の知識をつなげる
日本の大学・研究機関が「ダーウィンの海」を泳ぐ難しさ ほか)
第5章 関係者座談会 SIPを成功に導くための新たなマネジメント手法について(光・量子プログラム運営におけるプログラムディレクター(PD)の3点の工夫とは
政府による「量子未来社会ビジョン」の発表とショーケースとしての光・量子プログラムの取り組み ほか)

著者紹介

尾木 蔵人 (オギ クランド)  
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社国際アドバイザリー事業部副部長。1985年東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。ドイツ、オーストリア、ポーランド、UAE、英国に合わせて14年駐在。日系企業の海外進出支援に取り組み、2005年ポーランド日本経済委員会より表彰。日本輸出入銀行(現・国際協力銀行)出向。2014年4月より現職。企業活力研究所ものづくり競争力研究会委員、日本経済調査協議会カーボンニュートラル委員会主査。経済産業省ものづくり分野における人工知能技術の活用に関する研究会副主査(2017〜18年)。元ドイツ連邦共和国ザクセン州経済振興公社日本代表部代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)