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地下からの贈り物 新出土資料が語るいにしえの中国

東方選書 46

出版社名 東方書店
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-497-21411-9
4-497-21411-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 363P 19cm

商品内容

要旨

二〇〇〇年前の人びとは何をどのように食べていたのか。曹操や諸葛孔明が活躍する裏側で、庶民はどのように暮らしていたのか。戦地から母親に宛てた手紙の内容とは。墓地や井戸から発見された木簡・竹簡をはじめとする文字資料、画像石などの絵画資料、さらに刀銭、楽器、壷などを含めた出土品は、さまざまなことを語りかけてくる。気候の変動、文字の変遷、儒教の拡大と発展、大昔の裁判と刑罰の実態、官吏の仕事ぶり、占いとゲームの関係…。近年飛躍的に増加している中国の新出土資料。これらを使って何がわかるのか、どこからどのようなものが出てきたのか。歴史・文学・思想・考古・医学など多方面にわたる研究者が最新の成果を紹介する。

目次

第1章 出土資料でわかること(地下の文書館を掘る
殷周時代の文字資料―甲骨文・金文
ベールを開いた「法治」
大昔の犯罪捜査と裁判を覗く
王様と暦 ほか)
第2章 どこから何が出てきたか(敦煌・トゥルファン(甘粛省・新疆ウイグル自治区)
エチナ〜居延(内蒙古自治区)
馬王堆(湖南省)
銀雀山(山東省)
鳳凰山(湖北省) ほか)