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金融グローバル化のリスク 市場の不安定性にどう対処すべきか

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-532-13479-2
4-532-13479-X
税込価格 4,180円
頁数・縦 311P 22cm

商品内容

要旨

マネーの流れに潜む危機の予兆国際金融市場のアキレス腱に迫る!国際金融危機に至る実体経済と政府・金融当局の動きを、膨大な記録から丹念に読み解き、発生の原因と実相を分析。国際的資本フローの不安定性への実効性ある対応策を検討する。

目次

序章 本書の狙いと概要
第1章 グローバル化のベネフィットとコスト・リスク―金融グローバル化の成長促進効果は確認されていない
第2章 アジア通貨危機―資本取引自由化はリスクを伴う
第3章 世界金融危機―金融の不安定性からは先進国も無縁ではない
第4章 欧州債務危機―現代の危機は伝染こそ問題
第5章 金融グローバル化の推進役―これまで誰が推進してきたのか
第6章 金融グローバル化のリスクへの対応策―非伝統的な政策手段(資本規制、PSI)の必要性
終章 金融セクターの使命

著者紹介

荒巻 健二 (アラマキ ケンジ)  
1952年東京生まれ。1974年一橋大学社会学部、76年同法学部卒業、1980年オックスフォード大学大学院経済学修士、2001年京都大学博士(経済学)。1976年大蔵省入省、主税局国際租税課、IMF財政局エコノミスト、国際金融局開発金融課長、長崎大学教授などを経て、2004年東京大学教授。2014〜15年ロンドン大学客員教授。2017年東京大学名誉教授、東京女子大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)