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高望の大刀

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-532-17164-3
4-532-17164-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 296P 20cm

商品内容

要旨

時は平安時代前期。帝の孫以降の子孫は400人に及び、京は無位無官の「王」であふれていた。桓武帝の曾孫である23歳の高望王が太政官に窮乏を訴えると、摂政右大臣が「弓で戦う衛府の武官に大刀で勝てば位官を与える」と約束する。勝負の日、修練を積んだ高望王は並み居る武官を次々に倒すが、大刀ではじいた矢が見物していた今上帝を傷つけてしまう。謀反の罪に問われた高望王は臣籍に降ろされ、平高望となって上総国に流される。長い労役のあと、朝廷奸計を知った高望は…。第13回日経小説大賞受賞。

著者紹介

夜弦 雅也 (ヤゲン マサヤ)  
福岡県出身。愛媛大学理学部卒業後、企業で法規関連などの業務に携わる。2021年、『高望の大刀』で第一三回日経小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)