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日本政治コロナ敗戦の研究

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-532-17701-0
4-532-17701-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

新型コロナウイルスの感染拡大を目の当たりにしながら、ただ呆然と立ち尽くす、この国の政治―。なぜ、これほど失態を重ねてしまうのか。豊富な経験を誇る同窓の研究者と記者が、歴史的視点も交え、危機に瀕した日本政治を、本音で語り尽くす対談集。

目次

第1章 コロナが変えた日本政治(安倍政権をも倒したコロナ禍
権力の核が破壊され、首長の力が増す ほか)
第2章 安倍政治がもたらしたもの(長期政権のレガシーは何だったのか
保守派の首相だから実現した天皇退位 ほか)
第3章 菅政治とは何なのか(思想とイデオロギーよりも、ウルトラリアリズム
行動パターンは中小企業の経営者 ほか)
第4章 これからの日本政治(2つのニクソンショックに揺れた佐藤内閣
石油ショックがすべてのきっかけ ほか)

著者紹介

御厨 貴 (ミクリヤ タカシ)  
東京大学先端科学技術研究センターフェロー、東京大学名誉教授。1951年東京生まれ。75年東京大学法学部卒業。同大学助手を経て、78年東京都立大学助教授、88年同教授、ハーバード大学客員研究員を経て、99年政策研究大学院大学教授。2002年東京大学先端科学技術研究センター教授等を経て現職。サントリーホールディングス取締役も務める。専門は政治史、オーラル・ヒストリー、公共政策、建築と政治。著書に『政策の総合と権力』(東京大学出版会、サントリー学芸賞受賞)、『馬場恒吾の面目』(中公文庫、吉野作造賞受賞)など多数。2018年紫綬褒章受章
芹川 洋一 (セリカワ ヨウイチ)  
日本経済新聞論説フェロー。1950年熊本生まれ。東京大学法学部卒業、同新聞研究所修了。76年日本経済新聞社に入り79年より2005年まで政治部に所属し、次長、編集委員、政治部長を務める。大阪編集局長、論説委員長等を経て現職。BSテレ東「NIKKEI日曜サロン」キャスター。東海大学客員教授、東京大学大学院法学政治学研究科運営諮問委員、日本生産性本部理事。2019年度日本記者クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)