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資本主義がわかる本棚

日経プレミアシリーズ 298

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-532-26298-3
4-532-26298-4
税込価格 935円
頁数・縦 228P 18cm

商品内容

要旨

文学、社会学、哲学、宗教、科学史…幅広いジャンルの本を読んでいくと、あるときふと、点と点がつながって、一つのテーマが浮かび、形になる。ブローデル『地中海』、シュミット『政治神学』からピケティ『21世紀の資本』まで、「資本主義の終焉」を唱える著者が、53冊の書評から、グローバル資本主義の命運を占う。

目次

第1章 超長期で考える―17世紀の利子率革命vs.21世紀の利子率革命
第2章 資本主義はいかにして生まれたか―13世紀の資本論vs.21世紀の資本
第3章 中世の終わり近代の萌芽―コペルニクス革命vs.ニクソン・ショック
第4章 日本の近現代を問う―新中世主義vs.技術進歩教
第5章 帝国とは何だろうか―帝国vs.覇権国
第6章 資本主義とグローバリゼーションの限界点―「蒐集する人」vs.「される人」

おすすめコメント

世界を覆う超低金利とデフレ現象は、資本主義の終わりの始まりである―。超人気エコノミストによる書評集。

著者紹介

水野 和夫 (ミズノ カズオ)  
日本大学国際関係学部教授。1953年愛知県生まれ。77年早稲田大学政治経済学部卒業。80年同大学大学院経済学研究科修士課程修了。同年八千代証券(国際証券、三菱証券を経て現三菱UFJ証券)入社。98年金融市場調査部長、99年チーフエコノミスト、2000年執行役員、02年理事・リサーチ本部チーフエコノミスト、05年より三菱UFJ証券チーフエコノミスト。10年、内閣府官房審議官を経て13年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)