• 本

文系・理系対談日本のタコ壺社会

日経プレミアシリーズ 447

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-532-26447-5
4-532-26447-2
税込価格 935円
頁数・縦 235P 18cm

商品内容

要旨

このままで日本は本当に大丈夫なのか、必要な改革がなかなか進まない原因はどこにあるのか、我々が皆、自身の属する閉鎖的な組織(タコ壺)にどっぷりつかり、内輪のルールや「空気」に従うのが当然だと思っていることに原因があるのではないか―。文系・理系の無意味な「区別」への疑問を端緒に、タテ割りを排し、既得権に切り込み、現状を打開するための方策を考える対談集。

目次

第1章 文系・理系の区別はタコ壺社会の出発点(日本人は「文系・理系」の意識が強すぎる
高校の進路指導がすべての元凶? ほか)
第2章 理系の問題は何か(科学技術のほとんどの分野で、日本は世界水準
日本の研究開発が直面する二つの分岐点 ほか)
第3章 文系の問題は何か(理系よりもひどい文系のタコ壺
国際会議で孤立する日本人 ほか)
第4章 文系・理系共通に必要な数学力と語学力(論理的思考力を鍛える数学
統計学を知らない人がつくるデータ ほか)
第5章 大学とタコ壺社会(大学の役割は人材育成
社会を細分化し、二重、三重のタコ壺をつくってきた ほか)

出版社・メーカーコメント

知的興奮を呼ぶ、まったく新しい日本論!文系・理系両極のキャリアを重ねた麻布卒の同期生による、この国の閉塞感の原因を問い、その解決策を考える対談集。このままで日本は本当に大丈夫なのか、必要な改革がなかなか進まない原因はどこにあるのか、我々が皆、自身の属する閉鎖的な組織(タコ壺)にどっぷりつかり、内輪のルールや「空気」に従うのが当然だと思っていることに原因があるのではないか――。文系・理系の無意味な「区別」への疑問を端緒に、タテ割りを排し、既得権に切り込み、現状を打開するための方策を考える。【目次構成】第1章 文系・理系の区別はタコ壺社会の出発点第2章 理系の問題は何か第3章 文系の問題は何か第4章 文系・理系共通に必要な数学力と語学力第5章 大学とタコ壺社会

著者紹介

相原 博昭 (アイハラ ヒロアキ)  
1956年生まれ。麻布高校・東京大学理学部卒業。高エネルギー素粒子物理学。米国スタンフォード大学線形加速器研究所での研究で博士号取得後、東京大学理学部助手、米国ローレンスバークレー研究所研究員、東京大学大学院理学系研究科教授、同研究科長・理学部長を経て、2014年から東京大学副学長
奥原 正明 (オクハラ マサアキ)  
1955年生まれ。麻布高校・東京大学法学部卒業。1979年農林水産省入省。在ドイツ大使館1等書記官、大臣秘書官、食糧庁計画課長、農業協同組合課長、大臣官房秘書課長、水産庁漁政部長、消費・安全局長、経営局長を経て、2016年6月農林水産事務次官。2018年7月農林水産省を退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)