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アサヒビール30年目の逆襲

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-532-32145-1
4-532-32145-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 221P 19cm

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要旨

「過去の成功体験にとらわれ、変わることができない」。業界を問わず、よく聞く話である。ビール業界では近年、アサヒビールがこの苦しみを経験したようだ。「スーパードライ」という超人気商品があったがために、それから約30年間、新たなヒットを飛ばせなかった。2016年にようやく缶チューハイ「もぎたて」がヒット。同年第3のビール「クリアアサヒプライムリッチ」のリニューアルが成功する。本書では、同社トップから現場まで幅広い取材をもとに、変革のプロセスをドキュメンタリータッチで描き出す。さらに、創業からの歴史を概観しつつ、成功体験を乗り越えるには何が必要かを探っている。著者は雑誌や新聞、ウェブなどで活動を続けるフリージャーナリスト。これまでにビール業界を取材した数々の著作のほか、幅広いテーマでビジネス書を上梓している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2017年08月07日]

商品内容

要旨

連続ヒットは、こうして実現した―全社一丸の大変革ドラマ。

目次

第1章 立ち上がった“負け犬”たち(「負け犬」のマーケティング本部
カッコつけたいヤツは、ここには要らない ほか)
第2章 負けながら強くなる―「夕日ビール」時代を超えて(アサヒと日本のビール前史
アサヒビールの4フェーズ ほか)
第3章 勝ちながら弱くなる―バケモノ商品の誕生、その功罪(勝ちながら強くなる
ヤマトの宅急便と、アサヒのスーパードライ ほか)
第4章 そして逆襲が始まった(居酒屋の生搾りサワー
結束の営業部、孤軍奮闘のマーケ部 ほか)
終章 ヒットとイノベーションは、こうして生まれる(「ビール」なのに「糖質オフ」
ここで変われなければ、アサヒはもう変われない ほか)

著者紹介

永井 隆 (ナガイ タカシ)  
ジャーナリスト。1958年群馬県生まれ。明治大学経営学部卒業。東京タイムズ記者を経て、92年フリーとして独立。現在、雑誌や新聞、ウェブで取材執筆活動を行うとともに、テレビ、ラジオのコメンテーターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)