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没落の東京マーケット 衰退の先に見えるもの

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-532-35770-2
4-532-35770-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 284P 19cm

商品内容

要旨

アジア各国が大規模な経済計画を打ち出す一方で、日本市場の存在感は日増しに弱体化している。ニューヨーク、ロンドンには大きく差がつけられていてもアジアの中では君臨していると日本人の多くは思っているが、現実はそれどころではない。外為市場ではシンガポール、香港、デリバティブズでは韓国、インドに、商品市場では中国と、各市場でアジア各国の後塵を拝するに至っている。本書は、日本人の多くが実感していない金融力衰退という不都合な真実とアジア各国の急成長を明らかにするもの。そのような中で日本市場はどのように生き残るべきかを探る。

目次

序章 世界最大都市圏の交代―東京から珠江デルタへ
第1章 東京沈没 相次ぐアジア首位陥落
第2章 銀行下剋上 メガバンク低迷
第3章 塗り替わる金融国力
第4章 東京の迷走
第5章 アジア時代の幕明け
第6章 東京市場の明日を読む
終章 アジアに埋もれないために

著者紹介

太田 康夫 (オオタ ヤスオ)  
日本経済新聞社編集局編集委員。1959年京都生まれ。82年東京大学卒業、同年日本経済新聞社入社。金融部、チューリヒ(スイス)支局、経済部などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)