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憲法の尊厳 奥平憲法学の継承と展開

出版社名 日本評論社
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-535-52269-5
4-535-52269-3
税込価格 6,380円
頁数・縦 562P 22cm

商品内容

要旨

奥平康弘先生の知的遺産の継承を目指し奥平憲法学の核心に肉迫する魂魄の論文集。

目次

1 原理論(日本国憲法における天皇制の姿
制度の時代―1981~2005
立憲民主主義と共和主義―奥平康弘の憲法思想における一側面 ほか)
2 基本権論(奥平康弘の表現の自由理論の一考察―原理論における奥平とチェイフィーの距離
小さな個人の集まりへの信頼―奥平康弘の「表現の自由」論
インターネット上の匿名表現の要保護性について―表現者特定を認める要件についてのアメリカの裁判例の分析 ほか)
3 憲法と裁判(奥平憲法学とコモン・ロー立憲主義―「生ける憲法」という思想と方法
リベラル・デモクラシーと裁判所―違憲審査の活性化に向けて
憲法訴訟における違憲・合法―国賠訴訟における立法内容の合憲性と立法行為の合法性の区分 ほか)

おすすめコメント

奥平先生を偲び、業績を再確認するとともに、奥平憲法学を受け継ぎ、展開させていくことを目標に、憲法学・理論の現在と切り結ぶ。

著者紹介

樋口 陽一 (ヒグチ ヨウイチ)  
東北大学名誉教授・東京大学名誉教授
中島 徹 (ナカジマ トオル)  
早稲田大学教授
長谷部 恭男 (ハセベ ヤスオ)  
早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)