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ウィニコットとラカンに学ぶ 臨床的対話とその思想

出版社名 日本評論社
出版年月 2026年2月
ISBNコード 978-4-535-56443-5
4-535-56443-4
税込価格 6,600円
頁数・縦 293P 22cm

商品内容

要旨

自己と主体は語源が異なり、矛盾して用いられてきた。(中略)少なくともウィニコットとラカンにとって、両者は言葉にはしがたい同一の対象を理解するための補完的な試みであると理解できる。主体と自己は定義したり特定したりすることができるような「もの」ではなく、人間について語る方法である。これらの用語は、固定した特徴や定義を備えた実体というよりも、主観的なポジション―自己を定義する意味に関して間断なく連なる修辞的表現―を創り出して維持する途切れないプロセスを指している。(本書第5章より)

目次

第1章 ウィニコットとラカンのあいだの空間で考える
第2章 現代の精神分析の分岐―ラカンとウィニコット
第3章 ウィニコットとラカン―臨床的対話
第4章 〈現実的なもの〉の運命―ウィニコットとラカンのあいだで作業すること
第5章 ウィニコットとラカンの仕事を応用する―精神病の問題
第6章 母親と子どものあいだの対象―ウィニコットからラカン
第7章 ウィニコットとラカンの移行の空間
第8章 ラカンとウィニコット―ポストモダンの世界を創造的に生きる
第9章 人間の本性―ある逆説対象

出版社・メーカーコメント

一見両立しえない2人の精神分析家の共通点と相違点を論じることでどんな化学反応が起きるのか。著名な精神分析家による論文集。

著者紹介

カーシュナー,ルイス・A. (カーシュナー,ルイスA.)   Kirshner,Lewis A.
1940‐。ハーヴァード医学校で教鞭をとる傍ら、ボストン精神分析インスティテュートで指導的立場にある精神分析家。ラカンをはじめ、ウィニコットやコフートに関する研究が多数を占める
筒井 亮太 (ツツイ リョウタ)  
たちメンタルクリニック・上本町心理臨床オフィス所属の臨床心理士・公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)