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“生きる”時間のパラダイム 被災現地から描く原発事故後の世界

出版社名 日本評論社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-535-58684-0
4-535-58684-5
税込価格 3,740円
頁数・縦 247P 21cm

商品内容

目次

第1部 “いま”につながる系譜:原発反対運動における「知」の連続性(原発反対運動のなかの科学知―専門知の変換としての環境学習
R‐DAN、そのとき市民の測定が動いた―福島第一原発事故を捉えたガイガーカウンター
原発とコミュニケーション―福島と水俣をつなぐ平和学の視点から)
第2部 内発的な時事への水脈の復興:生活の復興(声なき声は充満している―“原発反対”の底にあるもの
強制された避難・強要される帰還―「構造災」からの離脱との復興
ご先祖さまの眠る町―浄土真宗移民の地から
町に帰る、蜜蜂を飼う“楽しみ”―避難指示解除後の広野町におけるニホンミツバチの伝統養峰の再開と受難)
第3部 “生きる”を取り戻す活動と表現(「こころの堤防」を築くということ―災害と観光
演劇が描いた震災・原発事故―福島の高校生による表現を中心に)

出版社
商品紹介

東日本大震災の被災現地の今までと現状を見据え、震災・原発事故後の社会と避難者のエンパワーメントに資する施策を多角的に考察。

出版社・メーカーコメント

東日本大震災の被災現地のこれまでと現状を見据え、震災・原発事故後の社会と避難者のエンパワーメントに資する施策について多角的に考察する。事故後の原発反対運動のリーダーたちの声も収録。原発反対運動のなかの科学知 高木恒一著. R-DAN、そのとき市民の測定が動いた 佐久間淳子著. 原発とコミュニケーション 平井朗著. 声なき声は充満している 友澤悠季著. 強制された避難・強要される帰還 関礼子著. ご先祖さまの眠る町 藤井賢誠語り 関礼子構成. 町に帰る、蜜蜂を飼う“楽しみ” 佐治靖著. 「こころの堤防」を築くということ 関礼子著. 演劇が描いた震災・原発事故 後藤隆基著

著者紹介

関 礼子 (セキ レイコ)  
1966年北海道生まれ。1997年東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。2001年社会学博士(東京都立大学)。専門は環境社会学、研究テーマは公害・環境問題、開発と自然保護。帯広畜産大学講師・助教授、立教大学社会学部准教授等を経て、2009年より立教大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)