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日の鳥 2

出版社名 日本文芸社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-537-26147-9
4-537-26147-1
税込価格 990円
頁数・縦 128P 21cm
シリーズ名 日の鳥

商品内容

要旨

「あの日」を境に妻は姿を消した―。彼女を探して、雄鶏の旅は続く。震災を生き延びた樹に、誰も住まぬ民家の窓に、復興に向かう工事現場に、懐かしい面影をただ求める。静かな筆致に優しいユーモアを添えてあなたに紡ぐ、物語。週刊漫画ゴラクの連載に描き下ろしページを加え、震災から5年の東日本の姿を穏やかにぼおるぺんで描く―

目次

東日本大震災について
2年8ヶ月後の山元・多賀城・塩釜
2年11ヶ月後の山田・釜石
3年後の銚子
3年2ヶ月後の水戸・大洗・東海
3年4ヶ月後の相馬・南相馬・福島
3年6ヶ月後の花巻・大槌・釜石
3年9ヶ月後の石巻・女川
3年11ヶ月後の釜石・大船渡・陸前高田
4年後のいわき
4年2ヶ月後の亘理・東松島
4年2ヶ月後の仙台・名取
4年3ヶ月後の東海
特別描き下ろし「小さな世界」

出版社・メーカーコメント

2016年秋アニメ映画化予定の『この世界の片隅に』などの話題作で根強いファンを持つ著者が、復興に向け歩む東日本の姿を描くヒット作の第2弾。突然いなくなった妻を探して旅に出た雄鶏。彼女の想い出と震災後の各地の姿を重ねながら旅は続く。震災後5年が経ち、少しずつ関心や記憶が薄れていく一方で、ただひたすらに日々の営みを積み重ねていく被災地。その風景が、イラストと詩で優しく穏やかに紡がれます。

著者紹介

こうの 史代 (コウノ フミヨ)  
1968年生まれ。広島県出身。代表作『夕凪の街 桜の国』(双葉社)で第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)