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宮本常一講演選集 3

都会文化と農村文化

出版社名 農山漁村文化協会
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-540-13143-1
4-540-13143-5
税込価格 3,080円
頁数・縦 363P 20cm
シリーズ名 宮本常一講演選集

商品内容

要旨

農業・農村の近代化が求められた昭和三〇年代、経営作物の転換・協同化や、農業を中心に食品加工業や商業が直結する活力ある町づくりを提言した「新生活運動」にかかわる講演、祭りや民俗芸能など貴重な自前の文化が失われていくなかで、農村と都市相通ずる文化再興の道を説いた講演など九編の講演を収める。

目次

新生活運動の前進のために
社会生活の変貌と新生活運動
祭りと若者
都会文化と農村文化
明日を信じて生きる
ふるさとの心
手づくりの地域文化
地域づくりと文化
日本文化における地方の意味

著者紹介

宮本 常一 (ミヤモト ツネイチ)  
1907(明治40)年、山口県大島郡家室西方村(現・周防大島町)に生まれる。1927(昭和2)年、天王寺師範学校卒業後、小学校教師を経て、1939(昭和14)年、渋沢敬三に師事し、アチックミューゼアムに入る。以後、戦前・戦後の日本の農山漁村を訪ね歩き、膨大な記録・著書をまとめると共に、地域の未来を開くために住民たちと膝を交えて語り合い、その振興策を説く。1954(昭和29)年、全国離島振興協議会初代事務局長。1965(昭和40)年、武蔵野美術大学教授
田村 善次郎 (タムラ ゼンジロウ)  
1934年、福岡県生まれ。武蔵野美術大学名誉教授。専攻は文化人類学、民具学。宮本常一の薫陶を受け、さまざまな民俗調査に参加する。現在、宮本常一の著作・編集に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)