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能登のムラは死なない

出版社名 農山漁村文化協会
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-540-24159-8
4-540-24159-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 287P 19cm

商品内容

要旨

足かけ4年を輪島支局で暮らした、元新聞記者による現地レポート。農山漁村を訪ね歩き、風土、生業、食文化、祭りと信仰、移住者の活躍など能登半島震災前後の人びとの姿を、丹念に記録する。

目次

第1章 山と海の交点(朝市は里山里海のテーマパーク“2013年/輪島市街”
海女の町は過疎知らず“2013年/輪島市街” ほか)
第2章 風土と歴史がはぐくむ絆(船員のムラ、抜群の団結力で集団脱出“2012年/輪島市門前町・深見と黒島”
ヘリで集団脱出、避難先ホテルでミーティング“2024年/輪島市門前町・深見と黒島” ほか)
第3章 半島がはぐくんだ食文化(40年ぶり復活の在来大豆でムラおこし“2011年/珠洲市・横山と狼煙”
2次避難せずムラにとどまり「農」を復興“2024年/珠洲市・横山と狼煙” ほか)
第4章 「能登はやさしや」祭りと信仰の意味(あんちゃんがかえってくる「キリコ祭り」“2011年、2024年/奥能登一円”
田の神様を自宅で接待「あえのこと」復活“2013年/能登町・国重” ほか)
第5章 里山里海の可能性(先生がつくった小さな里山「ケロンの小さな村」“2013年、2024年/能登町・斉和”
青年海外協力隊OBが続々「生活の知恵は宝物」“2012年/珠洲市など” ほか)

著者紹介

藤井 満 (フジイ ミツル)  
1966年、東京都葛飾区生まれ。1990年朝日新聞に入社。静岡・愛媛・京都・大阪・島根・石川・和歌山・富山に勤務し、2020年1月に退社。2011年から2015年まで朝日新聞輪島支局に駐在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)