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グローバリゼーション・パラドクス 世界経済の未来を決める三つの道

出版社名 白水社
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-560-08276-8
4-560-08276-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 329,25P 20cm

商品内容

要旨

民主主義を犠牲にするか、国家主権を捨て去るか、グローバリゼーションに制約を加えるか?世界経済のトリレンマをいかに乗り越えるか?世界的権威が診断する資本主義の過去・現在・未来。

目次

グローバリゼーションの物語を練り直す
市場と国家について―歴史からみたグローバリゼーション
第一次グローバリゼーションの興隆と衰退
なぜ自由貿易論は理解されないのか?
ブレトンウッズ体制、GATT、そしてWTO―政治の世界における貿易問題
金融のグローバリゼーションという愚行
金融の森のハリネズミと狐
豊かな世界の貧しい国々
熱帯地域の貿易原理主義
世界経済の政治的トリレンマ
グローバル・ガバナンスは実現できるのか?望ましいのか?
資本主義3.0をデザインする
健全なグローバリゼーション
大人たちへのお休み前のおとぎ話

著者紹介

ロドリック,ダニ (ロドリック,ダニ)   Rodrik,Dani
1957年、トルコ・イスタンブールに生まれる。米ハーバード大学を卒業後、プリンストン大学でMPA、Ph.D.をそれぞれ取得。ハーバード大学ケネディ行政大学院教授などを経て、現在、プリンストン高等研究所(IAS School of Social Science)教授。専門は国際経済学、経済成長論、政治経済学
柴山 桂太 (シバヤマ ケイタ)  
1974年生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程退学。現在、滋賀大学経済学部准教授。専門は政治経済思想
大川 良文 (オオカワ ヨシフミ)  
1971年生まれ。神戸大学経済学部卒業。神戸大学大学院経済学研究科国際経済博士課程修了。現在、滋賀大学経済学部准教授。専門は国際経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)