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地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み 関東3

京成・京急・相鉄

出版社名 白水社
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-560-08456-4
4-560-08456-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 344,3P 19cm
シリーズ名 地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み

商品内容

目次

京成電鉄(成田山新勝寺を目指す軌道
まずは近場の帝釈天で稼ぎつつ線路延伸
先行した千葉線の開業
成田開業と谷津の観光開発
都心乗り入れルートの模索
「上野山戦争」と全線開通)
京浜急行電鉄(関東初の電車―大師電気鉄道
都市間電車への変貌
横浜中心部へどう乗り入れるか
横浜と横須賀を短絡―湘南電鉄
品川〜浦賀間の直通運転と戦時態勢
参拝電車から空港アクセス線へ)
相模鉄道(細道を行く「田舎軌道」構想
大戦と大震災を経て開業
砂利事業と横浜への延伸
横浜〜厚木間全通
戦時の輸送力増強と海軍施設)

出版社・メーカーコメント

鉄道の来し方からいま≠考える 鉄道や軌道の許認可に関する戦前の公文書、鉄道省文書の一枚一枚からは、事業成功を夢みる鉄道会社の担当者や地域の期待と合わせて、建設反対運動や戦時下で資材不足に喘ぐ姿も浮かび上がる。そこにはふつうの会社員や公務員、そして一般の沿線住民の声があふれている。成田山新勝寺の参拝電車として計画された京成電鉄は、東京・上野への乗り入れを目指すなか、どこに駅を設置し、路線をどこに通すかで、参道の商店や地元町内会の反対運動への対応を迫られた。関東初の電車としてスタートした京浜急行電鉄は、関東大震災で東京を上回る家屋が倒壊した横浜への乗り入れが大きな課題となる。また、戦時下の対日石油禁輸の影響で沿線の駅をいくつも廃止する一方で、軍関係の人員輸送のため新たな路線を建設していく。神中鉄道、のちの相模鉄道は関東大震災の「復興特需」で砂利の採取・輸送事業が隆盛を極めたこの時代に、砂利の需要地である横浜までの延伸を目指す。その後は市街地が郊外に広がり、沿線の工場が激増していくなかで砂利より乗客が主となっていく。関東の大手私鉄の歩みを、各時代の地形図と合わせて眺めることで、近代日本の姿が垣間見えてくる。全三巻完結。

著者紹介

今尾 恵介 (イマオ ケイスケ)  
1959年横浜市生まれ。音楽出版社勤務を経て、1991年にフリーランサーとして独立。旅行ガイドブック等へのイラストマップ作成、地図・旅行関係の雑誌への連載をスタート。以後、地図・地名・鉄道関係の単行本の執筆を精力的に手がける。現在、(一財)日本地図センター客員研究員、(一財)地図情報センター評議員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)