• 本

恐るべき緑

エクス・リブリス

出版社名 白水社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-560-09090-9
4-560-09090-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 196P 20cm

商品内容

要旨

この素晴らしい地獄は、あなた方のおかげでないとしたら、いったい誰のおかげでしょうか?科学史にプロメテウスの火をもたらした学者たちの奇妙な人生と、それぞれに訪れた発見/啓示の瞬間…。世界33か国で刊行、チリの新鋭による奇天烈なフィクション!2021年度英国PEN翻訳小説賞、チリ・サンティアゴ市文学賞受賞作。2021年度国際ブッカー賞、全米図書賞(翻訳部門)最終候補作。

出版社・メーカーコメント

科学の常識を塗り替えた学者たちの奇妙な生と、それぞれに訪れた発見/啓示の瞬間。チリの新鋭による、前代未聞の〈科学小説〉!

著者紹介

ラバトゥッツ,ベンハミン (ラバトゥッツ,ベンハミン)   Labatut,Benjam´in
1980年、オランダのロッテルダムに生まれる。ハーグ、ブエノスアイレス、リマで育ち、14歳でチリのサンティアゴに移住。チリ・カトリック大学でジャーナリズムを学ぶ。2010年、短篇集La Ant´artica empieza aqu´iをメキシコで刊行。同作は2012年にチリでも出版され、2013年度サンティアゴ市文学賞を受賞。2020年に発表した三作目となる本書は、同年に出た英語版(When We Cease to Understand the World)が2021年度国際ブッカー最終候補作および全米図書賞(翻訳部門)最終候補作に選ばれ、「ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー」誌の2021年度「今年の10冊」に選出されるなど大きな話題を呼び、同年の英国PEN翻訳小説賞とサンティアゴ市文学賞を受賞
松本 健二 (マツモト ケンジ)  
1968年生まれ。大阪大学人文学研究科外国学専攻教授。ラテンアメリカ文学研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)