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ビリオネア・インド 大富豪が支配する社会の光と影

出版社名 白水社
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-560-09782-3
4-560-09782-8
税込価格 3,520円
頁数・縦 447,26P 19cm

商品内容

要旨

政官財の癒着、蔓延する縁故主義、地方政界やスポーツ界を蝕む汚職体質―。手練れのジャーナリストが、超富裕層の生態を通してインド社会の明と暗を鮮やかに描いた驚愕のノンフィクション。

目次

第1部 泥棒貴族(アンバニランド
栄光の時代の幕開け
ボリガルヒの台頭)
第2部 政治マシーン(「モディファイ」するインド
汚職の季節
金権政治
南インド式縁故主義)
第3部 新・金ぴか時代(債務の館
苦悩する豪商
スポーツ以上のもの
国民の知る権利
モディの悲劇)
革新主義時代は到来するか?

おすすめコメント

政官財の癒着、蔓延する縁故主義、地方政界にまで及ぶ金権政治――スーパーリッチの生態を通してインド社会の諸相を描いた傑作。

著者紹介

クラブツリー,ジェイムズ (クラブツリー,ジェイムズ)   Crabtree,James
ジャーナリスト。英国のブレア、ブラウン両首相の戦略チームで上級政策顧問を務めたのち、有力誌『プロスペクト』のシニアエディターを経て、2011〜16年、『フィナンシャル・タイムズ』ムンバイ支局長としてインドに駐在。現在はシンガポールに拠点を置き、シンガポール国立大学リークアンユー公共政策大学院実務准教授、王立国際問題研究所のフェローを務めている。これまでに、『ニューヨーク・タイムズ』『エコノミスト』『NIKKEI ASIAN REVIEW』など、欧米日の主要メディアを中心に旺盛な執筆活動を展開してきた
笠井 亮平 (カサイ リョウヘイ)  
1976年愛知県生まれ。岐阜女子大学南アジア研究センター特別研究員。中央大学総合政策学部卒業後、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科で修士号取得。在中国、在インド、在パキスタンの日本大使館で外務省専門調査員として勤務。横浜市立大学、駒澤大学などで非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)