ナチスから図書館を守った人たち 囚われの司書、詩人、学者の闘い
出版社名 | 原書房 |
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出版年月 | 2019年2月 |
ISBNコード |
978-4-562-05635-4
(4-562-05635-5) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 312,22P 図版16P 20cm |
商品内容
要旨 |
ナチスは迫害行為を正当化するため、ヨーロッパ全土のユダヤ人から蔵書や文化的財産を略奪し、ドイツ国内のユダヤ民族図書館へと移送した。しかし、ドイツに送られるのはほんの一部。残りの大半は焼却され、神聖なトーラーの巻物はナチス兵の革靴に再利用された。最も激しいホロコーストがあったリトアニアの首都ヴィルナ(現在のヴィリニュス)で、自分たちの文化が踏みにじられるのを許すまいとした通称「紙部隊」―知識人ら40名のユダヤ人たちが命を懸けて闘った、知られざる歴史の記録。全米ユダヤ図書賞受賞! |
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目次 |
第1部 戦前(シュメルケ―党員の生活 |
おすすめコメント
見つかれば命はない。それでも服の下に隠して守ったのは、食料でも宝石でもなく、本だった。最も激しいホロコーストの地で図書館を運営し、ナチスから本を守ったユダヤ人たちの激闘を描くノンフィクション。