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ポスト人新世の芸術

出版社名 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社美術出版社書籍編集部
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-568-20281-6
4-568-20281-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 316P 19cm

商品内容

要旨

人間がいなくなった後でも、アートは可能か?『現代美術史』(中公新書)をまとめ上げた著者が未来に問う、まったく新しい人間と自然の美術史。

目次

はじめに―アフター・コロナの芸術論
序章 美術史の脱人間中心化
第1章 重要な他者との終わりなき会話―AKI INOMATAのインスタレーション
第2章 自然なき風景画―本田健の絵画
第3章 来るべき土着性のために―天地耕作の彫刻
第4章 反近代としての野生―集団蜘蛛のパフォーマンス
第5章 働く者の手が作る芸術―山本鼎の農民美術運動
終章 世界を再魔術化する芸術
あとがき―さらなる「人間と自然の美術史」にむけて

著者紹介

山本 浩貴 (ヤマモト ヒロキ)  
1986年生まれ。文化研究者、アーティスト。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学にて修士号・博士号取得。2013~2018年、ロンドン芸術大学トランスナショナルアート研究センター博士研究員。韓国・光州のアジアカルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教を経て、2021年より金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)