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半ズボンをはいた播磨屋

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2000年12月
ISBNコード 978-4-569-57483-7
4-569-57483-1
税込価格 649円
頁数・縦 297P 15cm

商品内容

要旨

やんちゃ坊主のひねくれ坊主…そんな半ズボンの頃の播磨屋御曹司を、「ばあや」はいつも傍にいて、肉親同様に厳しく懐深く育ててくれた。本書は二代目襲名までの思い出を、「ばあや」へのレクイエムとして綴った半生の記であり、また、初詣に始まる吉右衛門家一年間の生活模様、「鬼平」や演目を通じての歴史への思いを人情味豊かに物語る。ふだん着のままの歌舞伎役者が著した処女エッセイ集。

目次

半ズボンをはいた播磨屋(母の執念
初めての失恋
初舞台の頃
播磨屋代々
村じいの五右衛門風呂 ほか)
役者の素顔(元旦の目覚め
鬼の幻影
トウタンの雛飾り
初舞台二役
曖昧の楽しみ ほか)
芝居のなかの歴史風景(「鬼平」ロケの楽しみ
「熊谷」にみる母と子の絆
兄弟の悲運「盛綱」
白無垢鉄火の啖呵「河内山」
「そばや」はまさしく蕎麦が決め手 ほか)