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武術の新・人間学 温故知新の身体論

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2002年11月
ISBNコード 978-4-569-57843-9
4-569-57843-8
税込価格 628円
頁数・縦 248P 15cm

商品内容

要旨

我々の「歩き方・走り方」は誰が決めたのだろうか。ふと考えてみれば「身体の常識」など脆いものではないだろうか。本書は、古伝の術理を追究する著者が、歴史の中で忘れ去られた真の日本人の身体論を絶妙に語る。「江戸時代の庶民は走り方を知らなかった?」「達人伝説は本当か?」など、固定観念を次々と覆す話題の数々。野球、サッカーなど各スポーツ界の選手・指導者たちの注目を集める独特の「身体論」の原点。

目次

心身不離の世界を求めて
現代武道は明治以後に生まれた
精神論の問題点
昔の達人伝説はホラ話か
鹿島神流、国井善弥の凄さ
日本武道の存亡をかけた米国軍人との試合
西郷四郎の勝利にクレーム
古流の砦、滝野川国井道場
剣聖達も恐れた男、黒田泰治鉄心斎
門人三万、各地に伝説を残した武田惣角〔ほか〕

著者紹介

甲野 善紀 (コウノ ヨシノリ)  
1949年、東京生まれ。1978年、武術稽古研究会・松声館を設立。以後、他武道や異分野との交流を通して、現在では失われた精妙な古伝の術理と技法を探究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)