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大学時代に学ぶべきこと、学ばなくてよいこと

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2003年4月
ISBNコード 978-4-569-57931-3
4-569-57931-0
税込価格 524円
頁数・縦 219P 15cm

商品内容

要旨

大学には入ったものの、何をしたらいいのか、何がしたいのかがわからない君たちへ―本書は、「大学は自分をつくる最初の実験場所」と語る著者が、いい教師の見つけ方、留学の効用と危うさ、学びたくないものを学ぶ効用など、大学という場を最大限に活かす方法をアドバイス。大切な4年間を無駄に過ごさないための「学問と人生」の指南書。

目次

第1章 大学を学ぶ場にしたいか、学ぶ場にしたくないか―君にとって大学とは?(人生には、大別すると、いつも二つのメニューがある
こうすれば日本の大学はガラリと変わる―大学改造案 ほか)
第2章 大学で何を学びたいか、何を学びたくないか―世間を知るための実践法(二兎を追う者は三兎をえる
いい教師を見いだそう ほか)
第3章 大学は、キャンパスではなく、キャンバスだ―モラトリアムを愉しむ(高校までの「人生」をゼロにしてみよう
異境の大学へ行く効用 ほか)
第4章 人間の大学=なぜ・どう生きるか―教養人になる方法(人間として必要なものを身につける
「迷い」と「疑問」の期間をもとう ほか)
第5章 職業をみつける大学=何で生きるか―自分の将来像を描く(知=情報の技術を身につけよう
多様な世代とつきあってみよう ほか)

著者紹介

鷲田 小弥太 (ワシダ コヤタ)  
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業後、同大学院博士課程修了。三重短期大学教授を経て、現在、札幌大学教授。哲学、倫理学を担当。『ヘーゲル「法哲学」研究序説』(新泉社、75年)以降、スピノザ、マルクス等の西欧哲学思想を中核に、意欲作を発表。哲学こそ、森羅万象を対象とする好奇心の学であるとし、思考術、読書術、福祉論、歴史に至るまで、執筆ジャンルを果敢に広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)