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私はいかにして「日本信徒」となったか

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2003年6月
ISBNコード 978-4-569-57970-2
4-569-57970-1
税込価格 545円
頁数・縦 261P 15cm

商品内容

要旨

アメリカ留学を志す韓国人女性が、日本を足場に渡米しようと、まず日本への留学を決意した。彼女が降り立った「悪魔の国・日本」の印象は、意外にも好感のもてるものだった。そして初の著書『スカートの風』がベストセラーに。一躍マスコミの寵児になった彼女は、いつしか日本定住を考え始める。その間彼女は、何を思い考え、決断したのか…。葛藤を超え自立した自らの魂の遍歴を語った感動の半生記。

目次

プロローグ はじめて知った日本
第1章 不思議な国の住人たち―東京下町の生活
第2章 どこまでも深い日韓の谷間―アイデンティティの喪失
第3章 転機のための『スカートの風』―生きられる場所の手応え
第4章 済州島の女たち―その逞しき生活力の秘密
第5章 島から半島へ―軍人・学生として生きた日々
エピローグ 定住すること

著者紹介

呉 善花 (オ ソンファ)  
1956年、韓国・済州島生まれ。韓国女子軍隊体験をもつ。83年に来日し、大東文化大学(英語学専攻)の留学生となる。その後、東京外国語大学大学院修士課程(北米地域研究)を修了。現在、執筆のかたわら拓殖大学日本文化研究所客員教授。著書に『攘夷の韓国開国の日本』(文芸春秋、第五回山本七平賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)