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地名で読む江戸の町

PHP新書 146

出版社名 PHP研究所
出版年月 2001年3月
ISBNコード 978-4-569-61548-6
4-569-61548-1
税込価格 792円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

丸の内、お台場、後楽園、さらに寅さんの柴又、遊郭の吉原…。地名の由来を探れば、過去の社会制度や事件、人々の生活が身近に見えてくる。本書は、地名をもとに、江戸の歴史と町へ接近。第1部では、幕府の都市づくり政策を概観する。寺社、町人地、鷹場はいかに造られたか。さらに「大江戸」「江戸っ子」の呼称成立の背景や、消えた地名などにも言及。第2部は、江戸とその周辺を機能・地域別に分類し五〇の地名の具体的歴史を探訪する。市町村合併で地名改変が盛んな昨今、文化遺産としての地名を再認識する。

目次

第1部 江戸の町の誕生と成長(首都の成立
巨大都市への道
成熟、崩壊、そして東京へ)
第2部 地名で読む江戸(幕府が造った町
武家地
寺社地
町人地
水辺の町
交通の要所
遊び場
武蔵野
東の郊外)

おすすめコメント

小石川、吉原、向島、八丁堀、丸ノ内、お台場、後楽園・・・・・地名の由来を探れば、過去の社会制度や事件、人々の生活が見えてくる。100万都市・江戸の町づくりを概観するコンパクトな一冊です。

著者紹介

大石 学 (オオイシ マナブ)  
1953年東京都生まれ。東京学芸大学卒業。同大学院修士課程修了。筑波大学大学院博士課程単位取得。徳川林政史研究所研究員、日本学術振興会奨励研究員、同特別研究員、名城大学助教授などを経て、現在、東京学芸大学教授。主な著書に「吉宗と享保の改革」「享保改革の地域政策」「大江戸意外なはなし366日事典」、編著に「規制緩和に挑んだ『名君』―徳川宗春の生涯」「多摩と江戸―鷹場・新田・街道・上水」「江戸時代への接近(アプローチ)」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)