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最後の対話 ナショナリズムと戦後民主主義

出版社名 PHP研究所
出版年月 2002年1月
ISBNコード 978-4-569-61935-4
4-569-61935-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

目次

1 「テロ」と「戦後」のあいだ(文壇・論壇は「テロ」に対峙したか
「戦時下の言葉」で語る文学者 ほか)
2 ぼくたらにとってのアメリカ、そして日本国憲法(第一次世界大戦後の悲劇
「アメリカ」という経験 ほか)
3 「新しい日本」を語る責任(福田和也にとって理想的な国家とは?
福田和也にとってナショナリズムって何? ほか)
4 「天皇抜き」のナショナリズムを論ず(「皇室イコール日本」の終わり
統合の象徴は必要なのか ほか)
5 愛国心について(保守がサブカルチャーになった
慰安婦問題には潔癖であるのが愛国心だ ほか)

出版社
商品紹介

戦後、当たり前のように享受してきた「民主主義」に、いまどう対峙すべきか。イデオロギーを超えた言論を展開する両雄の新世紀対論。

おすすめコメント

語ることの責任。同時多発テロ、湾岸戦争、柄谷行人、江藤淳、朝日新聞、第二次世界大戦、不況、憲法、オウム、アメリカ、中国、天皇、サブカルチャー、愛国心、そして「私」・・・。福田和也×大塚英志、鬼気迫る対話!!

著者紹介

福田 和也 (フクダ カズヤ)  
1960年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。現在、慶応義塾大学助教授。気鋭の評論家として文壇・論壇で活躍。『日本の家郷』(新潮社)で三島由紀夫賞、『甘美な人生』(新潮社)で平林たい子文学賞を受賞
大塚 英志 (オオツカ エイジ)  
1958年、東京生まれ。筑波大学卒業、日本民俗学専攻。フリー編集者として、『漫画ブリッコ』の編集長、『少年キャプテン』の編集を務める。1980年代の後半から、サブカルチャーにかんする評論を展開し、明晰で説得力をもつ言葉で読者の圧倒的な支持を得る。『戦後まんがの表現空間』(法蔵館)でサントリー学芸賞を受賞。現在の本業は、まんが原作者およびジュニアノベルズ作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)