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新エゴイズムの若者たち 自己決定主義という価値観

PHP新書 183

出版社名 PHP研究所
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-569-61939-2
4-569-61939-8
税込価格 748円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

「自分で決めたことだから…」「自分の考えに従う…」。自己決定主義という価値観が、今や若者たちの規範になりつつある。ときにそれは、法律や道徳を無視した「ワガママぶり」を発揮する。一方で、国に貢献し、介護やボランティアに関わろうとする若者層も確実に増えてきた。日本の若者たちは、一体どこへ向かうのか?本書は、九〇年代の「ガングロ」「援助交際」「フリーター」現象から、新たな方向軸を示し始めた若者文化を検証。最新の国際比較調査をはじめ、独自のデータを分析しながら論考する。

目次

序章 新エゴイズムの誕生
第1章 自己決定はどこまで認められるのか
第2章 自己決定をめぐる国際比較
第3章 日本の若者文化論の変遷
第4章 非社会的行為をめぐって
第5章 若者たちはどこへゆくのか?

出版社
商品紹介

「自己決定主義」という価値観が今や若者たちの規範となっている。青少年研究の第一人者が、日欧米韓の国際比較をしながら検証する。

著者紹介

千石 保 (センゴク タモツ)  
(財)日本青少年研究所所長。弁護士。1928年富山県生まれ。早稲田大学法学部卒業。東京地検検事、総理府(当時)青少年対策本部参事官などを経て、75年財団法人・日本青少年研究所設立。総理府時代に手がけた「世界青年意識調査」は各界に反響を呼び、日本の青少年研究の第一人者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)