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悲しみの精神史

出版社名 PHP研究所
出版年月 2002年1月
ISBNコード 978-4-569-61978-1
4-569-61978-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

要旨

親族を殺した北条時頼、殉死の予行演習をしていた乃木希典、乞食願望を持ち続けた松尾芭蕉、上官の罪を背負った青年学徒、そして『東京だョおっ母さん』のコースを歩いたわが母…日本人の底流に流れる「悲しみ」の旋律を描いた渾身の作品。

目次

宮沢賢治の挽歌
寂寥に生きた万葉人
「もののあわれ」と「もののけ」
『徒然草』に吹く無常の風
源義経は崇らず
天災は忘れたころにやってくる
源実朝がみた「青女」
日本の阿闍世王・北条時頼
能と歌舞伎のドラマツルギー
芭蕉に流れる乞食願望〔ほか〕

出版社
商品紹介

『万葉集』から『東京だよおっかさん』まで、日本人の底流に流れる悲しみの旋律を読み解くことで、日本人の行動原理の根っこを示した書。

おすすめコメント

幸福と成功を追い求めることだけが人生なのか?親族を殺した北条時頼、殉死の予行演習をしていた乃木希典、乞食願望を持ち続けた松尾芭蕉・・・。日本人の底流に流れる「悲しみ」の旋律を描いた渾身の作品。

著者紹介

山折 哲雄 (ヤマオリ テツオ)  
1931年生まれ。東北大学印度哲学科卒業、同大学大学院博士課程単位取得退学。東北大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、白鳳女子短期大学学長、京都造形芸術大学大学院長を経て、現在、国際日本文化研究センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)