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小さな殺人者たち 彼らはどこから来て、どこへ行くのか

出版社名 PHP研究所
出版年月 2002年2月
ISBNコード 978-4-569-61992-7
4-569-61992-4
税込価格 1,595円
頁数・縦 302P 19cm

商品内容

要旨

1998年3月24日、アーカンソー州、11歳のアンドリュー・ゴールデンと13歳のミッチェル・ジョンソンが、同じ学校に通う生徒に発砲し、生徒4人と教師1人を死亡させた。4月24日、ペンシルバニア州、14歳のアンドリュー・ワーストが学校のダンスパーティで教師を殺害。5月21日、オレゴン州、15歳のキップ・キンケルが両親を殺害した後、学校の食堂で24人の同級生を銃撃し、そのうち2人を死亡させた。なぜ少年たちは人を殺すのか。そして我々はどのようにして潜在的に暴力的な少年を見分け、未然に事件を防ぐことができるのか。心理学者ガルバリーノ博士が人を殺した子供たちに長年直接インタビューを行い、深い洞察とともに彼らの心の闇に迫る。

目次

少年犯罪の異常発生
第1部 少年たちが道に迷うまで(傷つけられた子供たち
心の傷から問題行動へ
闇との出会い
少年たちの道徳観)
第2部 迷子の少年たちを連れ戻すために(心の錨
少年たちを救う難しさ
光の中へ)

おすすめコメント

「ぼくが怖い?」11歳の春、アンドリューは4人の同級生と先生を殺した。人を殺した子供たちの異常心理に心理学者が迫る。衝撃の全米ベストセラー!

著者紹介

ガルバリーノ,ジェームズ (ガルバリーノ,ジェームズ)   Garbarino,James
現在コーネル大学家族生活開発センター共同所長、人間開発学教授。1985年から94年までは、エリクソン児童発達高等研究所の所長を務める。1991年にはユニセフを代表し、湾岸戦争がクウェートの子供たちに与えた影響を調査、後にはボスニアやクロアチアの子供たちのためのプログラムのコンサルタントを務めた。博士はまた、テレビ、新聞などでも子供や家族の問題について解説している。1981年に映画“Don’t Get Stuck There”の共同制作者としてニューヨーク国際映画・テレビ祭で銀賞を受賞。ほかに、児童の虐待及び放置に関する全米会議のC・ヘンリー・ケンプ賞(1985年)、米国心理学会の公共サービスへの貢献賞(1992年)、ケンプ児童虐待センターのブランド・スティール賞(1993年)、ミズーリ大学のヒューマニタリアン賞(1999年)等、多数の賞を受賞している
高田 亜樹 (タカダ アキ)  
東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業後、同大学大学院行政学研究科博士前期課程修了。大学院在学中よりCNNの通訳をはじめ多数の通訳・翻訳業務をこなす。オックスフォード大学大学院で政治学修士号を取得後、外務省専門調査員として在ニューヨーク日本政府国連代表部に勤務。出産を機に退職、現在子育てをしながら翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)