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家族を蔑む人々 フェミニズムへの理論的批判

出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-569-62261-3
4-569-62261-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 276P 20cm

商品内容

要旨

一九九〇年頃までのフェミニズムは、学習と組織化と浸透の段階にあった。九〇年代はフェミニズムが政権の中心を占め、上からの意識革命を進めた時期である。二十一世紀に入ると、フェミニズムを甘く見たり油断していた男性や保守層が事態の深刻さに目覚め、反撃を開始した。一つの教義体系となっているフェミニズムと戦うためには、その方法論的・理論的間違いを論破しなければならない。本書にはフェミニズムのどこが間違っているかが、理論的・方法論的に整理され、正しい理論が提示されている。

目次

第1章 ジェンダー論の間違い徹底批判(「ジェンダー」という用語が本来的に持っている性差否定思想
ジェンダー理論のどこが間違っているか ほか)
第2章 日本破壊を目論むフェミ・ファシズムの革命戦略―政治運動としてのフェミニズムの害毒(「男女平等」に隠された革命戦略
フェミ・ファシズムの無法―魑魅魍魎の世界・荒川区の真相 ほか)
第3章 革命の拠点・内閣府男女共同参画局の謀略―統計調査のウソ・デッチ上げ(統計でウソを言う内閣府の「調べる詐欺」
第二の実例:世論調査のゴマカシ ほか)
第4章 女性学・男性学という名のエセ学問―曲学阿世の徒(汚いレトリック―伊藤公雄氏・細谷実氏
「敵」を矮小化したい心理の表れ―『“癒し”のナショナリズム』の方法論的欠陥 ほか)

出版社
商品紹介

「ジェンダー論」「男女共同参画法」は家族破壊思想なり。家族を蔑む「家族論」を論破し、健全な家族、とは何かを再確認する。

おすすめコメント

「家事・育児の社会化を」「これからは多様な家族の時代」「男らしさ・女らしさよりも自分らしさ」・・・フェミニストの“甘言”に騙されるな!「ジェンダー」という用語が本来的に持っている性差否定思想、「ブレンダと呼ばれた少年」の悲劇、性差を否定する教育の危険、経済界とフェミニズムのいびつな連帯、統計調査のウソ・デッチ上げ、方法論欠如の女性学・・・本書には、フェミニズムのどこが間違っているのかが、理論的・方法論的に整理され、正しい理解が提示されている。

著者紹介

林 道義 (ハヤシ ミチヨシ)  
1937年、長野県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。2005年3月、東京女子大学文理学部教授を定年退職。現在、日本ユング研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)