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カジノが日本にできるとき 「大人社会」の経済学

PHP新書 216

出版社名 PHP研究所
出版年月 2002年9月
ISBNコード 978-4-569-62364-1
4-569-62364-6
税込価格 770円
頁数・縦 232,4P 18cm

商品内容

要旨

娯楽なき「大人の社会」はありえない。ギャンブル後進国日本も、もはや禁止するのではなく、自己責任のもとにそれを認めるべきではないか。本書では、カジノ合法化がもたらすプラスとマイナスの影響を、アメリカの先例をもとに分析。「青少年への悪影響」「勤労精神の減退」「闇社会の資金増大」などは心配なく、逆に「失業率の低下」「地域振興」「税収の確保」などの経済的・社会的効果の方がはるかに大きいことを指摘する。日本の娯楽産業のあり方を問う異色の社会経済論。

目次

第1章 現代社会とカジノ
第2章 カジノの発展と新しい潮流
第3章 カジノの経済効果と社会的コスト
第4章 カジノ経営―バランスシートを見る
第5章 カジノが日本にできるとき
終章 大人の社会は自己責任

著者紹介

谷岡 一郎 (タニオカ イチロウ)  
1956年、大阪生まれ。灘高等学校、慶応義塾大学法学部卒業後、南カリフォルニア大学行政管理学修士課程修了(MPA)、同大学社会学部博士課程修了(Ph.D.)。専門は犯罪学、ギャンブル社会学、社会調査論。現在、大阪商業大学教授、学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)