• 本

〈見えない宇宙〉の歩き方 ブラックホールからニュートリノまで

PHP新書 261

出版社名 PHP研究所
出版年月 2003年8月
ISBNコード 978-4-569-62979-7
4-569-62979-2
税込価格 858円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

太陽、月、無数の星々―何千年もの間、人類が地上から見上げてきた宇宙の姿。しかし天界には、肉眼では“見えない”謎と神秘が潜んでいた。宇宙空間で見られる青空や夕焼け、オーロラのような現象、太陽系一〇番目の惑星(?)エクボ天体、ドレスを着込んだブラックホール、宇宙の影の支配者ダークマター、幽霊粒子ニュートリノ―。さまざまな創意工夫によって、可視光以外の“見えない光”だからこそ見えてきたはるかに奥深い世界。ここ数十年の天文学の成果が一変させた、二十一世紀の新しい宇宙の見方を紹介する。

目次

第1章 天界の色彩―宇宙にも色がある
第2章 天体の体温―宇宙に拡がる“見えない”光
第3章 暗く、もっと暗く―星の進化をたどる
第4章 細かく、もっと細かく―最新観測機器が見た宇宙の構造
第5章 速く、もっとすばやく―光速の天体現象
第6章 宇宙のオカルト現象を暴き出す―連星と系外惑星
第7章 宇宙の黒洞を照らし出す―ブラックホール

著者紹介

福江 純 (フクエ ジュン)  
1956年山口県生まれ。京都大学理学部宇宙物理学科卒業、同大学院宇宙物理学専攻修了。大阪教育大学助手を経て、現在、大阪教育大学天文学研究室助教授。理学博士。専門は天文学で、相対論的宇宙流体力学、とくに降着円盤や宇宙ジェットなどの天体を研究対象としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)