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スランプ克服の法則

PHP新書 288

出版社名 PHP研究所
出版年月 2004年3月
ISBNコード 978-4-569-62981-0
4-569-62981-4
税込価格 792円
頁数・縦 259P 18cm

商品内容

要旨

努力しているのに、いっこうに上達しない。それどころか、かえって技量が低下していると感じられる。このような時、人はスランプを自覚する。単なる疲労なのか、それともマンネリで飽きが生じたのか。“才能の壁”があなたに重くのしかかる。本書は、記憶心理学と学習心理学に基づき、スランプの構造を解き明かす。スポーツから語学習得まで、あらゆる技能を磨くヒントが“スキーマ”や“ワーキングメモリ”にあることを説明。その理論から独自のスランプ克服法を提案する。焦りと諦めを超え、一流をめざすための指南書。

目次

序章 努力が報われないときの考え方
第1章 スランプの八つの外的要因―種類と仕組み
第2章 スランプと無気力の関係
第3章 技能はいかに記憶されるか―上達のプロセスとスランプ
第4章 スランプの内的要因―記憶と認知のトラブル
第5章 下位技能(基礎技能)をチェックする―スランプ克服の方法論1
第6章 ひな型トレーニング―スランプ克服の方法論2
第7章 自我関与(やる気)を高める法則―スランプ克服の方法論3
第8章 理論書を読む―スランプ克服の方法論4

著者紹介

岡本 浩一 (オカモト コウイチ)  
1955年大阪府生まれ。社会心理学者。東洋英和女学院大学人間科学部教授。1980年、東京大学文学部社会心理学専修過程卒業。同大学院社会学研究科博士課程を経て社会学博士。専門はリスク心理学。文部科学省政策評価有識者会議委員、原子力安全委員会専門委員、オレゴン大学客員助教授(フルブライト・フェロー)など、内外で多くの要職を兼務する。また、茶道を修め、茶道誌「淡交」に「茶道心講」を連載。裏千家淡交会巡回講師。茶名宗心。将棋四段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)