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大和と武蔵 その歴史的意味を問い直す

出版社名 PHP研究所
出版年月 2004年8月
ISBNコード 978-4-569-63462-3
4-569-63462-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 260P 20cm

商品内容

要旨

トップに立つ人間が決まったパターンの思考しかできないと、その組織は戦いに敗れる。超戦艦・大和と武蔵がたどった運命は、まさにその象徴である。では、現代日本はどうなのか?問い直すべき時がきている。旧帝国海軍参謀による渾身の書き下ろし。

目次

第1章 戦艦大和・武蔵が構想された背景(日露戦争戦後処理が日本に起こした波紋
ジュトランド沖海戦と日本海軍の考え違い ほか)
第2章 そして、日本海軍はどう戦おうとしたか(逸材・小沢治三郎を活用しきれなかった海軍の風土
仮想敵・アメリカになぜ勝てると思ったか)
第3章 そして、大和と武蔵は造られた(戦艦大和の建造命令
選び抜かれた造船技術士官 ほか)
第4章 大和の出陣(真珠湾奇襲の手落ちとミッドウェー惨敗
トラック環礁 ほか)

おすすめコメント

旧帝国海軍参謀による渾身の書き下ろし!二隻の超戦艦は、なぜ、あんなにも無惨に散らねばならなかったのか?大和と武蔵がたどった運命は、トップに立つ人間が決まったパターンの思考しかできなかった故に、組織が破れたという象徴である。では、現代日本はどうなのか?今、かみしめるべき教訓がそこにある!

著者紹介

吉田 俊雄 (ヨシダ トシオ)  
明治42年、長崎県生まれ。昭和6年、海軍兵学校卒業(59期)。乗り組んだ艦は榛名、日向、比叡など十艦に及ぶ。昭和20年、海軍中佐。軍令部参謀で終戦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)