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大東亜会議の真実 アジアの解放と独立を目指して

PHP新書 294

出版社名 PHP研究所
出版年月 2004年3月
ISBNコード 978-4-569-63495-1
4-569-63495-8
税込価格 880円
頁数・縦 329P 18cm

商品内容

要旨

昭和十八年十一月、戦時下の東京にタイ、ビルマ、インド、フィリピン、中国、満州国の六首脳が集まり、大東亜会議が開催された。史上初めて一堂に会したアジア諸国の代表が「白人支配からの解放」を高らかに謳いあげた時、日本の戦争は、欧米帝国主義を模倣して権益を追求する侵略戦争から、アジア民族解放の大義ある戦争へと大きく性質を変えたのであった―。“東京裁判史観の虚偽”を正し、大東亜会議が「アジアの傀儡を集めた茶番劇」ではけっしてなかったことを明らかにする画期的労作。

目次

昭和18年11月、大東亜会議開催さる
東条英機首相の代表演説
英国、オランダのアジア統治
裏切られ続けた一中国人の悲劇
全アジアの満州国化
策士の内なる理想主義
大東亜共同宣言
ジョヨボヨ伝説と日本軍
チャンドラ・ボースの進軍
東条内閣総辞職
ラウレル亡命
日本降伏
民族独立の夢
東亜解放のための戦争
大東亜共栄圏は日本の財産だ―福田和也との対話

著者紹介

深田 祐介 (フカダ ユウスケ)  
1931年、東京麹町生まれ。早稲田大学法学部卒業。日本航空に入り、ロンドン駐在、広報室次長を経て作家活動に入る。58年「あざやかなひとびと」で文学界新人賞、76年『新西洋事情』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年『炎熱商人』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)