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問題解決の交渉学

PHP新書 315

出版社名 PHP研究所
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-569-63522-4
4-569-63522-9
税込価格 770円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

上司部下の対立、企業間の利権争い、顧客からのクレーム…。ビジネスの現場に衝突は尽きない。しかし、その場しのぎの解決策では、新たな揉めごとの火種となるだけ。お互いにとって、より建設的なコミュニケーション・スキルはないものか。本書では、「自己主張」でも「妥協」でもない「協調的交渉術」を紹介。「自分の都合」と「他人への配慮」をいかに両立させるのか。米国・コロンビア大学で考案されたこの理論と実践法は、今や一流企業の社員研修にも採用されているという。「協調的交渉術」でトラブルをチャンスに変える。

目次

序 「協調的交渉術」との出合い
第1部 対立・衝突の背景を知る―理論編(なぜ人は「対立」や「衝突」を避けられないのか
従来型問題解決法ではダメな理由
対立の構図―交渉のケーススタディ)
第2部 協調的交渉術をどう進めるか―実践編(競合的交渉は、なぜ失敗するのか
「協調的態度」とはいかなるものか
コミュニケーション・スキルを身につける ほか)
第3部 文化の違いは交渉にどう影響するか―応用編(コンフリクトと文化的諸要因
「権力構造」という厄介なもの
大人になれない大人たち―個人と社会の成熟を目指す)

著者紹介

野沢 聡子 (ノザワ サトコ)  
(有)教育総合企画代表取締役。現在、昭和女子大学総合教育センター非常勤講師。1967年、慶応大学文学部(西洋史専攻)卒業。読売新聞英字新聞部記者を経て、1996年、コロンビア大学教育学大学院へ留学(国際教育専攻、文学修士修了)。同大学院、組織心理学科で「協調的交渉術」を学ぶ。以来、「協調的交渉術」のトレーニング・プログラムの日本での普及に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)