
20世紀とは何だったのか 現代文明論 下 「西欧近代」の帰結
PHP新書 301
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2004年6月 |
ISBNコード |
978-4-569-63546-0
(4-569-63546-6) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 241P 18cm |
商品内容
要旨 |
第一次大戦を境に幕を開けた「現代」。西欧の凋落を背に、自由・民主主義のアメリカ、社会主義のソ連、そしてファシズムが「世界」を動かす。二十世紀の挑戦、それは新しい価値と希望の創出だった。しかし、私たちの不安は消え去らない。ニヒリズムから逃れる術はないのだ。それに気づいたとき、勝ち残ったアメリカ文明の欺瞞が見えてくる。ニーチェ、ハイデガーの鋭い指摘を踏まえ、大衆化される現代社会の本質と危険性を暴き出す。独自の歴史観と広角な視点で時代の見取り図を提示する、佐伯啓思の「現代文明論」講義・完結編。 |
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目次 |
第1章 近代から現代へ―第一次大戦の衝撃と西欧の悲劇 |