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歴史の教訓 日本外交・失敗の本質と21世紀の国家戦略

出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-569-64311-3
4-569-64311-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 228P 20cm

商品内容

要旨

岡崎久彦(元駐タイ大使)、五百旗頭真(神戸大学教授)、井上寿一(学習院大学教授)、北岡伸一(東京大学教授)、坂元一哉(大阪大学教授)、御厨貴(東京大学教授)による、近代日本外交史の金字塔「外交官とその時代」全5巻をめぐる白熱の討論。

目次

第1部 日清戦争、日露戦争を経て―『陸奥宗光とその時代』『小村寿太郎とその時代』参照(歴史の「真実」だけを書く
二十世紀は「模索の時代」
「国のかたち」と「世界のかたち」 ほか)
第2部 二つの世界大戦と戦間期―『幣原喜重郎とその時代』『重光・東郷とその時代』参照(海洋国家の外交政策
アメリカと信頼関係を築いた幣原
幣原批判から幣原側に回った吉田 ほか)
第3部 占領・独立そして現在―『吉田茂とその時代』参照(近代日本を襲った外交的試練
用意周到だったアメリカの日本占領政策
グルーが果たした役割 ほか)

出版社
商品紹介

明治(陸奥宗光)から敗戦(吉田茂)まで、日本外交の「成功と過誤」を明らかにし、「未来へのヒント」を提示するシンポジウム。

著者紹介

岡崎 久彦 (オカザキ ヒサヒコ)  
1930年大連生まれ。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格し外務省に入省。1955年ケンブリッジ大学経済学部学士および修士。在米日本大使館、在大韓民国大使館などを経て、1984年初代情報調査局長に就任する。その後も駐サウジアラビア大使、駐イエメン大使を務め、1988年より駐タイ大使。1992年退官。現在は岡崎研究所所長。著書に『隣の国で考えたこと』(中央公論新社、日本エッセイストクラブ賞)、『国家と情報』(文芸春秋、サントリー学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)