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子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

PHP新書 364

出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年9月
ISBNコード 978-4-569-64324-3
4-569-64324-8
税込価格 968円
頁数・縦 342,11P 18cm

商品内容

要旨

精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか?発達障害、過食症、PTSD、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力―本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、児童期・青年期の臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録した心の航海図である。

目次

1 幼児期・児童期(子どもの発達と愛情の大切さ
落ち着きのない子
一緒に遊べない子
体や行動に現れる心のサイン)
2 思春期・青年期(思春期という激動期
自分という特異点
癒されない愛情飢餓と嗜癖
ストレスとトラウマが生む異変
人間、この不安な生き物 不安障害 ほか)

著者紹介

岡田 尊司 (オカダ タカシ)  
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。臨床医として、若者の精神的危機に向き合う。また、小笠原慧のペンネームで小説を執筆。第20回横溝正史賞を受賞した『DZ』などの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)