• 本

臆病者の経営学 小さな会社を繁盛させるヒント

出版社名 PHP研究所
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-569-64520-9
4-569-64520-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 301P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 競争のない経営方法で伸びていく会社にする方法もあった!

    外で働く経験をしたのちに、ご両親の箸屋の跡をつぐことになった著者は、自分 なりに戦略を立てて動き始めます。 最初からうまくいったのではなく、失敗を重ねながら、いろんな営業方法を試し ているうちにコツをつかんでいき、最初の小さな戦略がヒットして、それがきっ かけで商売は軌道にのっていきます。 それからの著者は持ち前の経営のセンスで、何度も訪れるピンチを乗り越えます。 その中で、彼が守ってきた考えが、「競争をしない経営」や「弱者の立場に立っ た経営」でした。 人を押しのけてまで、のし上がっていくことが苦手だった著者らしいアットホー ムなやり方で、どんどん大きくなっていく自社の経営のバランスを上手にとって いったようです。 知能箸、六角箸などで有名な「箸匠せいわ」の創業者としてのユニークな経営法 から著者が社長としていままで守ってきた自分なりのルールなど、これから経営 をする人にとっては必要な情報が満載の本です。

    (2006年10月6日)

商品内容

要旨

大企業の方、商売で大儲けしようと思っている方は読まないでください!参考になりません!社員50人までの小企業の経営者、幹部の方、店舗販売している方、コツコツ営業している方、劣等感で悩んでいる方は読んでください。きっと参考になります!元気が出ます!年間180回の講演をこなす人気講師が初めて書いた本です。

目次

他人と競争しない経営
伝統にとらわれない経営
お客様を呼び込む経営
お客様の五感を刺激する経営
商売の常識を破る経営
商売は演出、小売りは祭りの経営
ゲーム感覚の経営
ミツバチ商法の経営
連想ゲームの経営
社員をスターにする経営
愛の経営
六角形の経営
恋の経営
臆病者の経営
身分相応の経営
弱者の立場に立った経営
指導される能力を身につける経営

出版社
商品紹介

福井県小浜市の外れ。いつも観光客で満員の「箸店」はどうして生まれたのか。アイデアあふれる社長が繁盛店の作り方を伝授する。

著者紹介

木越 和夫 (キゴシ カズオ)  
箸匠せいわ顧問(前社長)。1945年、福井県小浜市の若狭塗製造業者の長男として生まれる。地元の高校を卒業後、伝統工芸若狭塗の卸問屋に勤め、全国各地を営業マンとして歩く。27歳のとき家業を継ぎ、社長となる。1980年、長年の夢であった小売業に転身、「箸匠せいわ」を創業、畳一畳の店から始める。徹底したお客様優先主義と社員教育で若狭地方を代表する観光名所の一つとなり、2000年には月刊誌『商業界』で全国繁盛店14店舗の1つとして紹介される。会社経営を続けながらの講演は、「楽しくすぐ役に立つ木越マジック」ともいわれ、年180回を越える。2002年、(有)商売繁盛応援団を設立、団長を務める。店舗診断、売れる店づくりのコンサルタントとして実績を上げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)