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「風が吹けば桶屋が儲かる」のは0.8%!? 身近なケースで学ぶ確率・統計

PHP新書 410

出版社名 PHP研究所
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-569-65432-4
4-569-65432-0
税込価格 770円
頁数・縦 202P 18cm

商品内容

要旨

「宝くじはT・Kさんがよく当たる」「マークシート式の試験では、鉛筆転がしで平均点が取れる」というの本当?一見、不確実そうな事柄でも、統計的にデータを集めたり、確率を導き出すモデルを考えてみると、「原因と結果」のつながりが見え、実現性の目安がわかる。本書は、くじやゲームなど「遊び」の中にある確率から、視聴率や偏差値で使われる統計のしくみ、そして「文化」や「好み」といった数値化しにくいものの検証法まで、難解な数式を使わず紹介。数学が苦手でも楽しく学べる「確率・統計」的思考法。

目次

第1章 「風と桶屋」の確率論(「風が吹けば桶屋が儲かる」の誕生まで
「風が吹けば儲かる」確率 ほか)
第2章 「遊び」の確率論(宝くじの「夢」をつくるしくみ
さいころは偉大な立役者 ほか)
第3章 「平均神話」の統計学(流行色はツクラレル?
関取を階級別で見る ほか)
第4章 「どんでん返し」の統計学(星一徹とカレの浮気
エスカレーターで文化をはかる ほか)

著者紹介

丸山 健夫 (マルヤマ タケオ)  
1955年、大阪府生まれ。京都大学農学部卒業。京都大学博士(農学)。武庫川女子大学助教授、米国ルイジアナ州立大学客員准教授などを経て、武庫川女子大学文学部教授。専攻は情報学、特に情報エントロピー理論による統計が専門。世界各地の雨を統計的にエントロピーで分析した研究により、日本雨水資源化システム学会賞(2005)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)