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古代史を解く九つの謎

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-569-66079-0
4-569-66079-7
税込価格 586円
頁数・縦 215P 15cm

商品内容

要旨

発掘による新たな発見が、さらなる謎とロマンをかきたてる日本古代史。我々はいかなる視点によって、変わりゆく“常識”と向き合うべきなのか。「鉄剣から浮かびあがるヤマトタケルの真の姿とは」「筑紫の王者・磐井はいかにして大和王権を揺るがせたのか」「大化改新が起こった本当の理由とは」…古代史小説の第一人者が、精緻な推理で世に問う九つの仮説。

目次

第1章 相次ぐ神殿跡の発見と弥生時代の勢力図
第2章 銅鐸発見が語る「出雲神話」のルーツ
第3章 大和王権は、いかに成立したか
第4章 「神武東征神話」の語りかけるもの
第5章 任那日本府は実在したのか
第6章 王朝交替の真実
第7章 英雄ヤマトタケルの本当の姿
第8章 大和王権に挑んだ「筑紫の王者・磐井」
第9章 「大化改新」はなぜ起こったのか

著者紹介

黒岩 重吾 (クロイワ ジュウゴ)  
1924年、大阪府大阪市に生まれる。壬申の乱を題材にした79年の『天の川の太陽』で吉川英治文学賞を受賞。その後、次々と歴史小説を発表。聖徳太子や推古天皇などを主人公に壮大な古代史の世界を描いた。91年に紫綬褒章を受章、92年に菊池寛賞を受賞。2003年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)