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かくて、太平洋戦争は終わった 亡国の危機から日本を救った男たち

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-569-66398-2
4-569-66398-2
税込価格 713円
頁数・縦 329P 15cm

商品内容

要旨

東条内閣打倒工作から終戦工作、そして昭和天皇の「聖断」へ―。軍官民一体となって“聖戦完遂”が叫ばれる戦時下の最中、あえて逆賊の汚名を着ることを厭わず、太平洋戦争の終結に尽力した男たちがいた。死を覚悟して“負”の任務を遂行した彼らに、我々は本当の愛国者とは誰かを知るだろう。海軍少将・高木惣吉が記した一級資料をもとに描く、太平洋戦争終結の真実。

目次

第1部 打倒「東条」への道(中堅の不満、頂点に
「明治の頭」を酷評
良識派、中央を去る
「東条幕府」の暗黒政治 ほか)
第2部 終戦への模索(敗戦を覚悟した米内の布陣
米内・井上のコンビ誕生
「死」を覚悟の負の任務
不協和音続きの連立内閣 ほか)

著者紹介

川越 重男 (カワゴエ シゲオ)  
1918年(大正7年)熊本県人吉市生まれ。陸軍工科学校18期生。陸軍兵器行政本部に勤務し、終戦後、帰郷する。矢黒商事有限会社及び有限会社桃李温泉・石亭の館を設立し、不動産業、和風レストラン、温泉旅館を経営する。現在、社団法人八日会藤元病院顧問ならびに株式会社新日本科学顧問。従兄の高木惣吉没後、東京で結成された「高木会」の主宰者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)