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その言い方では、人はついてこない やる気を確実に引き出す「感情表現」スキル

PHP文庫 は39−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2006年4月
ISBNコード 978-4-569-66611-2
4-569-66611-6
税込価格 524円
頁数・縦 244P 15cm

商品内容

要旨

「腹の底から納得し合う」―これは「感情で握手した人間関係」を指す。本書で紹介した「感情表現」戦略スキルは論理を生かすためのものである。「人を束ね、事を成し遂げる」感情表現戦略スキルは決して口先だけのスキルではない。成果主義社会に身を置く組織人のみならず、教職に携わる人やボランティア活動家、高校生や大学生にもわかるように平易に解説されている。

目次

序章 「論理優先」人間はなぜ成功できないのか(「感情」が敗者になり、「論理」が勝者となった日本
「論理」を生かすも殺すも「感情」である ほか)
第1章 人を引きつける「感情」、人を引き離す「感情」(問題提起1 「組織の論理」は人をなぜ残酷にするのか
問題提起2 「三人」が結束すると社長交代劇も起こる ほか)
第2章 業績評価をアンフェアにする上司と部下との「行き違い」(問題提起1 「仕事環境面」の不利を部下に押しつける上司
問題提起2 「譲れぬ二%理論」はなぜ部下のモチベーションを上げるのか ほか)
第3章 人を束ね、事を成し遂げる感情表現戦略スキル―プロジェクト・マネジメントの極意とは(問題提起1 「非協力的な上司」を部下が変身させる感情戦略
問題提起2 「能力の劣るメンバー」は切るべきか、戦力化すべきか)
第4章 人を腹の底から納得させる「共感説得」戦略スキル(問題提起1 ウマが合わない人間と「腹を割った関係」になれるか
問題提起2 「不協和状態解消理論」が「部下のやる気」を立ち上げる ほか)

著者紹介

原 孝 (ハラ タカシ)  
慶應義塾大学法学部法律学科卒業。ジャーナリストとして活動する一方、「原孝事務所」代表として企業改革・大学改革に携わる。「何でも喋る会」や「大学の授業を考える会」を主宰しながら、若者たちとの交流も広げている。アメリカの大学改革に詳しく、日本の大学に対して独自の大学改革案を提唱している。早稲田大学で「自己表現論」「国際交流と社会貢献」を講義し、2005年早稲田祭で「早稲田で一番面白い授業」を行う。同大学「平山郁夫記念ボランティアセンター」管理委員と運営委員も務める。日本ペンクラブ会員、大学教育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)